女流陶芸

昨年8月26日に急逝された女流陶芸代表・坪井明日香先生の「お別れの会」が、3月30日、ホテルオークラ京都にて、しめやかに執り行われました。ご縁をいただいた多くの方々が参列され、先生を偲び、別れを惜しみました。

また、昭和32年に坪井先生が創設し、その人生をかけて築き上げられた「女流陶芸」は、この日を以って活動を終了いたしました。長きに亘るご厚情を、会員一同心より感謝申し上げます。

 

私は、昭和62年の第21回展に初めて出品し入選して以来、35年間お世話になりました。毎秋、京都市美術館(現 京都市京セラ美術館) に集まり、役割や設営を通して会員の皆様と交流できたことは、楽しいばかりではなく、学ぶことも多い貴重な体験だったと思います。何よりも、凝り固まっていた制作に対する考え方を変えてくれ、陶芸における自由表現の可能性、面白さを知ることができました。

ここで得られたものを生かし、今後も頑張っていきたいと思います。    (2023. 4.10)        

                                       

 

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